司法試験合格発表を受けて
お久しぶりです。
先週の火曜日に平成27年度司法試験の合格発表が行われ、無事合格していました。
法曹と同程度に魅力的に感じる進路を別に有していたため、合格発表はあまり気負わずに見ることができました。
自分の番号があったことを確認した際には、嬉しさよりも安堵の気持ちが前面に出ていたように記憶しています。
普段の生活においてあまり感情的になる場面が少ない私なので、掲示板の前で泣くことも大騒ぎすることもなかったのですが、合格の発表を直接伝えた人達が泣いて喜んでくれていて、それで合格を実感し徐々に喜びの感情がはっきりと浮かび上がってきました。
自分自身が感情の起伏があまり大きくないからか、周りには自分の分まで感情を表現してくれる人が集まっていてそれは凄いありがたいことだと改めて思いました。
twitterで司法試験受験生を多くフォローしていたのですが、やはり受かる人も多くいる一方で落ちている人も一定数存在していました。
運命の合格発表日を経て、受験生の進む路は大きく別れることになりました。
残念ながら不合格になった人の中にはまた来年受ける人もいることと思います。
私にとって司法試験が行われた1週間は人生において間違いなく一番辛い時間だったので、仮に今年ダメだったとしたらまた来年あの試験を受けると言い切る自信は正直なかったです。
それでもなおもう一度チャレンジする人たちには本当に頑張って欲しいです。
合格者は合格の嬉しさから不合格者に若干上から目線のアドバイスをしがちだし、
予備校関係者も商売のために、煽り文句を出したりで、
不合格者にとっては見たくもないような情報が多く出されていることと思います。
誰かが言っていましたが、合格するまでの道程は千差万別であり、唯一無二の方法などはないと私も思っています。
例えば私は、答案構成を紙面上ではほとんどせずに頭の中である程度組み立ててからえいやと書きだすことが多かったし、
ゼミなどを組んだことは一度もないなど、
多くの合格者がとっている王道的な受験方法を用いてはこない部分があったりまします。
だからというわけではありませんが、合格者のアドバイスを全部真に受けて自分のスタンスを崩すのではなく、あまり周りに流されすぎずに自分と向き合って新たな一歩を踏み出して欲しいなと思います。
ということで私は公務員試験と司法試験の両方で合格を収めることができ、進路選択が色々選べるという贅沢な悩みを抱える立場となりました。
未だ進路選択は決まっていないのですが、時がきたら決めねばならないことなので、じっくりと後悔しない選択が出来ればなと考えています。
これからは時間的な余裕もできたのでちょいちょい色々な記事を書けたらいいなと考えています。
ではまた。
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